住宅の部分リフォームを「お得に」「効果的に」行うポイント!

キッチン

住宅の部分リフォームをする時の「見極め」ポイント!

長年、住宅利用していると、当たり前のことですが、住宅機能が衰える時期がくるものです。丁寧に、適切に住宅を利用していれば、「床・壁・天井」などの住宅要素は末永くそのまま活用していくことが出来るものともなりますが、各種住宅設備(給排水、換気、浴室、キッチン、WCなど)は一定期間が過ぎると設備修繕及び交換が必要に。

新築時から考えると「10年後」「15年後」「20年後」が物理的に住宅設備の見直し(修繕)が必要となる時期となります。

そんなときに住宅設備の修繕・交換を目的とした『住宅の部分リフォーム』を検討することなるわけですが、住宅リフォームは適切な施工業者を選択し、適切な方法で行うようにしないと、「多額の費用(不必要な費用がかかるなど)」がかかってしまったり、「施工不良など」に悩まされるといったトラブルに繋がることも少なくありません。

そこで、最も大切な「住宅の部分リフォームをする上で、心がけておきたい要素」をご紹介しておきたいと思います。

 

1)異なる職種の職人仕事が必要となるのかどうかを、まずは見極めておきましょう。

 

基本として認識しておいていただきたいのは、住宅という要素は、多種多様な職種の人々(職人)の手によって作られているということです。「壁」という要素に対しても、「下地を組む職人さん(大工orLGS職方)」「壁ボードを取り付ける職人さん」「壁クロス(仕上げ材)を貼る職人さん」といった感じて、2~4種類の職人さんの手が必要となるんですね。

ですから、「間仕切り壁の部分リフォーム」を考えたいと思ったとしても、「仕上げ材(壁クロスなど)を貼りかえる」だけなのか、「壁のボードや下地材も修繕する」つもりなのかによって、1職種で済むのか、複数の職種が必要となるのかに大きな違いが生じるのです。

「費用」を考える上では、当然、少しでも少ない職種で済むほうがかかる必要が少なくなるもの。ここを理解していないと、本当は不要な手直しまで依頼してしまい、結果として修繕費用が多くかかってしまうということになるのです。

 

2)「複数の職種が必要となる」or「1つの職種で済む」によって依頼先を変えましょう。

 

住宅の部分リフォームを施工不良などが起きない範囲で少しでも安く抑えたい(価格と成果のバランスが取れたリフォーム依頼)と考えるのであれば、次の2つの要素を認識しておいていただければと思います。

まず、「複数の職種が必要となるリフォーム」と判断できるようなら、「建設業の許可免許を有している工務店・施工業者に依頼」をするべきと考えます。これは、複数の職種が絡む仕事(リフォーム)のときには、それをきちんと統括・コントロールする人(現場監督)が必要となるからです。

もちろん、経費がかかりますので、多少割高と感じることがあるかもしれませんが、リフォームをする上で最優先要素となるのが「良好な施工で、施工不良などがなく、機能性がしっかりと満足されていること」ですからね。安かろう、悪かろう・・では、話になりません。

逆に、「1業種で済む」場合には、それに応じた専門業者に依頼をしたほうが良き結果に繋がりものです。例えば『キッチン・リフォーム』。基本的にシステムキッチンを新しいものに買い替えるという趣旨のリフォームであるならば、「キッチンリフォームの専門業者」からシステムキッチンを購入して、設置工事を含めて依頼したほうが良いのです。

こちらのようなシステムキッチンの販売施工業者であれば、クリナップやLIXIL(リクシル)といった複数のキッチンメーカーの商品を取り扱っています。

ゆえに、キッチンの選択肢が広がる上、価格的にも業者価格(卸価格)で購入することも可能だったりと、価格面でも大きな利点を得ることが出来るんですね。販売と施工を行っている業者を選ぶことも重要なポイントとなります。

 

3)リフォーム費用が明瞭であること。「商品代+工事費」が一体表示している業者を選ぶ。

複数の業種にまたがるリフォームの場合には、「リフォーム見積書」を作成してもらう内容を検証することとなります。

先に記したようなキッチンリフォームなどの場合には、キッチンの商品価格だけを記載しているような業者も多々ありますが、「商品価格」に加えて「工事費用」も一体表記されているようなところに依頼をしたほうが良いものと思っています。

いずれの場合でも、「費用がすべて含まれており、明瞭であること」が重要なポイントに。トラブルとなりやすいのが、段階的に「追加費用を要求」してくるような業者です。もちろん、現場を確認したら、どうしても修繕おかなければいけない要素が追加で発生するということは、少なくないもの。

しかし、基本的に最初の段階で「商品価格」と「工事費」の内訳がしかりと明記(見積もり提出)されているということをひとつの判断要素として、重視していただければと思います。


原則的に「追加料金は不要」と明記されているような、業者へ依頼をしたいものですね。

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2015年4月22日キッチン

Posted by baum