建売住宅
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「戸建住宅」に対する、正しい認識(イメージ)を持つことが必要。

 

住宅購入を考え始めたときに、まず念頭に浮かぶのが「マンションにするか、戸建住宅にするか」という要素かと思います。これは、一般的に「マンションのメリット・デメリット」と「戸建住宅のメリット・デメリット」が相反する要素が多いということから、住宅購入に際して、最初の選択検討要素となるものです。

実際、「土地・建物の所有(土地・建物の共同所有or個人所有)」に関しては、いろいろと大きな違いが生じてくる要素となりますので、住宅購入を検討する上で、選択要素とすることは、大切なポイントと言えるものです。

ただし、マンションと戸建住宅に関する「機能」などに対する印象(イメージ)の中には、誤った要素も存在していることには注意が必要です。特に、注意が必要なのが、「マンションは、共同で生活しているもの。戸建住宅は、独立して生活しているもの」といった印象。これは、現代の生活環境においては、誤った認識となるものです。

 

 

都心部での建売戸建住宅の場合、「騒音」要素が最大の近隣トラブル要因に!

 

現代日本の住宅環境において、戸建住宅(建売戸建住宅)を購入した場合、遭遇してしまう近隣トラブル要素の大半を占めるのが「騒音」問題です。これは、前項で記した「戸建住宅に対する誤った認識」がもたらす要素と言えるものなんですね。

「マンションor戸建住宅のどらちを購入するか」を考えるときにも、大きな要素となるのが「騒音」の問題です。小さなお子さんのいる家庭などでは、子供たちの行動に伴う「音」が気になるものですよね。マンションの場合には、走り回る音などが下階の居住者に迷惑をかけることにならないか・・そんな心配が、戸建住宅を選択するポイントともなったりするものです。

確かに、マンションと戸建住宅を比較したときに、「住宅躯体を伝導することによる騒音」に関しては、マンションでは課題となりますが、戸建住宅の場合、問題が生じることはありません。走り回る音・足音などを心配する必要は戸建住宅の場合は無いわけです。

ただし、その印象が先行してしまうと大きなトラブルを招くこととなります。「戸建住宅であれば、音の問題(騒音)は無い」と思ってしまうことが、近隣トラブルを招く最大の要素となってしまうんですね。実際、このようなパターンでトラブルが生じることが多々存在しているのが実情です。

その最大の理由が同じ戸建住宅といっても「都心部の建売住宅」と「郊外・田舎環境の戸建住宅」では、住宅環境が大きく異なること。都市部に建てられている建売住宅の場合は、ほとんど周辺環境との調和や配慮などに欠けた住宅が多いものです。生産効率を重視。狭い土地に分割して、そこに最大限の床面積を確保した住宅を作る・・・そんな考え方を重視して作られている住宅が大半なんですね。

その考え方自体が悪いわけではありません。少しでも低価格で購入できる住宅を作る上では、とても有効な考え方ですからね。

ただ、何事もひとつメリットを追求すると、別のデメリットが大きな課題して創出されるものです。建売住宅の多くが、狭い土地に敷地ギリギリに計画・建設されています。隣地境界線との距離が「50cm」も無いような住宅も多々存在。しかも、隣接住宅との距離も1mも離れていないような建物も沢山存在していますからね。

 

 

建売戸建住宅にて注意しておきたい音源。

 

都心部の建売住宅では、「窓からの音」「庭で発生する音」「リビング窓を開放した状態での音」が近隣住宅に騒音として伝達しやすいということは、強く認識しておく必要があります。

住宅の遮音性・気密性においては、「戸建住宅」は「マンション」よりも劣る傾向があるんですね。一般的にはマンションと比較すると戸建住宅のほうが外部の音が室内に流入しやすいのです。この認識を強く有した生活を心がける必要があるのです

でも、傾向としては、戸建住宅を購入したときに「騒音の心配は少ないもの」と思ってしまいがちなんですよね。「朝から子供たちを庭で遊ばせてしまう」とか、「リビングの窓を開けっぱなしで、音楽を聴いてしまう」といった、一見すると些細な出来事なのですが、これらの行動が近隣住民に対して、「騒音」として悪影響を及ぼしてしまう可能性があることは、忘れないようにしておきたいものです。

本来、音の影響をあまり意識する必要がない戸建住宅環境というのは、少なくとも隣家との距離が「5m」は離れていてほしいもの。できれば「10m以上」離れていることが望ましいものです。

一般的な建売戸建住宅の場合、隣家との距離が5m以上確保されているような状況はまず無いもの。しかも、お互いの窓が向かい合っているような住宅環境も多く存在しています。そんな状況では、窓から音が隣家へと伝わりやすい環境となっているんですね。

 

 

都心部の戸建住宅(建売)では、マンションと同じく「共同生活」している意識を持つことが重要です。

 

現代、日本の生活環境を考えると、「マンションは共同生活で、戸建住宅では独立した生活」という考え方はそぐわない状況となっています。戸建住宅に住む上でも、マンション同様に「近隣住民たちと共存している意識」を持つことはとても重要なこととなります。何も、特別な関係性を築く必要はありません。

『音と臭いに対する近隣への配慮』

を念頭にした生活を心がける・・ただ、それだけの意識を有していれば良いかと。マンションの場合、バルコニーで焼肉・バーベキューをしたり、大声で騒いだりなどは、しませんよね。それが近隣住民に騒音・迷惑をかけることがわかっているからです。

同様に、戸建住宅だからといって、庭で騒いだり、バーベキューなどをすることは、マンションのバルコニーで行う行為と同じである・・ということをしっかり認識しておくことが必要なのです。