防水パン
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近年、建売戸建住宅では、洗濯機用の防水パンが付いていない物件が多数を占めるようになりました。そんな状況下において、不動産業者や建売販売業者の中には、「洗濯パンは不要です。」と言う人も多く存在しています。


また、同時に一般の人々の中にも、「掃除がしにくい(洗濯パン自体の掃除)」という各自の感覚から、「洗濯パンは無いほうが良い」と思っている人(口コミとして発言している人)も少なくないように感じています。

でも、本当に戸建住宅に洗濯パンは必要ないのでしょうか?!

結論!!「洗濯パン」は利用者の判断で設置しなくてもいいですが、あったほうが機能的に良い要素です。

先に、結論からお話すると「洗濯パンは不要」などということは間違いです。もちろん、利用者(居住者)の判断として、洗濯パンを利用しないということは有りですが、不動産業者や建売住宅販売者の立場として、「洗濯パンは不要です。(戸建住宅の一階)ですから、当物件では洗濯パンを設置していません」と言うのは、絶対に間違っています。これは明らかに、販売者側のエクスキューズ(言い訳)なんですよね。

きちんと伝えるのであれば、せめて「洗濯パンは機能上設置しておいたほうがよりよいのですが、無くでも水漏れなどの大きな心配は少ないので、問題はありません。(ゆえに、当物件では設置していない)」と言うべきだと思うんですよね。販売者側が正確な説明をしていない(説明不足)ので、利用者側も間違った認識を有している人が多くなってしまうのだと感じています。

ちなみに、洗濯パンは「2階以上の上階には設置する」のが、常識となっています。ですから、マンションには必ず設置されていますし、戸建住宅でも2階以上の階には設置されているもの。ゆえに、マンションなどではあまり問題とはならない問題(洗濯パンの設置有無)ですので、ここでは戸建住宅(主に木造建売戸建住宅)を対象として、話を記していきたいと思います。



洗濯パン設置のデメリットを上げるとしたら、ただ1つ。洗濯パンと壁との間が掃除しにくいということのみ。

洗濯バンのメリット(機能性)について語る前に、唯一と言える選択パン設置のデメリット要素をお話しておきたいと思います。それが「洗濯パンと壁との間に掃除がしにくい部分が生じる」ということ。思いつくデメリットとしては、この1要素くらいです。

しかし、これは「洗濯パンの設置方法」に起因している要素であって、基本的には壁と洗濯パンの隙間を十分に確保するか、もしくは逆に隙間を「シール処理」にてなくすように設置すれば解消される問題なのです。ゆえに、洗濯パン自体の課題(デメリット)というよりも、洗濯パンの設置方法の問題と言えるものと思っています。

 

洗濯機メーカーは、「結露水対策」として防水パンの設置を推奨しているのです。

一番最初に洗濯パンの機能性(メリット)として取り上げておかなければいけないのが、「結露水対策」という要素です。基本的に洗濯機を製造・販売している各家電メーカーは、この結露水対策を主として、洗濯パンの設置を推奨しているのです。このことは、案外あまり知られていなかったりするんですよね。洗濯機も多様化していますので、すべての洗濯機に共通しているとはいいませんが、それでも基本的に洗濯機の底面部や内部には金属素材が活用されています。

それゆえに、洗濯機設置場所の環境(湿度環境、換気環境)によっては、洗濯機に多くの結露水が付着、それが洗濯機の底部に滴り落ちることがあるのです。水漏れと比較するとも水の量としては、少ないものですから、一般の人はあまりその存在を意識することは少ないのかもしれませんね。

しかし、結露水の影響は長年の繰り返しによって創出されてくるもの。一番大きな影響としては、洗濯機下の床下地を痛めてしまう(木材の腐食や老朽化を促進)ということなのです。住宅リフォームなどの設計に携わってきた経験から感じるのは、新築後5年以上経過した住宅を対象とすると「洗濯パンを設置しているお宅の床状態(洗濯機下の床)と設置していない住宅の床状態(洗濯機下の床)では、床構造の痛み方(老朽化度合)には、差があることが多い」ということです。もちろん、洗濯パンを設置している住宅のほうが、洗濯機下床の痛みが少ないんですね。

 

床の腐食

実際、建築士としてリフォーム計画のご相談などを受けた時、「脱衣所(洗面所)洗濯機下の床」が腐食が進行しているということは、少なくないんですよね。防水パンを付けているお宅では、あまり、このような状況(上写真)とはなっていませんが、防水パン未設置の家では、やはり床が腐食しやすい傾向があります。

洗濯機(排水ホースなど)からの水漏れがしにくくなったといっても、水漏れが無くなったわけではありませんので。昔と比較すると、水漏れが少ないというだけで、排水ホース接続部からなどの水漏れは、それなりに存在しているのが実情です。

住宅のためを考えると、防水パンは無いよりも、あったほうが良いに決まっているんです。

 

洗濯機下の掃除は床面だけでなく、排水口内の掃除も必要。洗濯機を動かすことなく、掃除ができることが大きなメリットに。

まず、基本として理解しておいていただきたいのが、「洗濯機はあまり動かさないほうが良い」ということです。洗濯機はその構造上の問題や給水・排水管の接続という要素があることから、頻繁に洗濯機を動かしたりしていると、故障やトラブルに繋がりやすいのです。

ゆえに、掃除をする時にも、基本的には洗濯機を動かすことなく、掃除ができることのほうが好ましいんですね。もちろん、洗濯機の重量の問題もありますから、いちいち洗濯機を動かすこと自体が不便な要素ともなるものです。

そういう意味で、近年高い機能性を有しているのが、下記のような四隅が高くなっている防水パンです。

防水パン001s
このデザインの洗濯パンであれば、洗濯機を動かすことなく、洗濯機下を手軽にお掃除することができるんですね。昔は、単に平らな洗濯パンが主流となっていましたが、それだと確かに洗濯機下の掃除のしにくさが変わらないどころか、洗濯機の移動がしにくいので、防水パンが無いほうが掃除がしやすいと感じる人も少なくなかったものと思います。

しかし、近年設置を推奨しているのは、このような四隅が高くなっている洗濯パンのこと。現代の分譲マンションでは9割がたこのタイプの洗濯パンが設置される傾向となっています。私が洗濯パン設置を推奨しているのも、このタイプのこと。昔の平らなデザインの防水パンではありません。また、こりデザインなら、「排水口内部」の清掃を洗濯機移動することなくできるのも大きな利点となります。

一般的に「防水パンがあると掃除がしにくい」と感じている方の多くは、上記のような防水パンではなく、昔ながら平らな防水パンを利用しているケースが大半です。現在の防水パンは掃除がしやすいデザイン構造となっているんですね。

昔ながらの平らな防水パンを利用している方におすすめなのがこちらの洗濯機台 かさ上げ用 イージースタンドというアイデア商品です。今使っている防水パンの上にイージースタンドを設置して、その上に洗濯機を置くようにすれば、掃除及び排水口のメンテナンスが容易となる商品。これは、すぐにでも設置しておくことをおすすめしたいアイテムです。

 

イージースタンド

給水・排水接続口からの漏水や水の滴りを受けるとともに、排水口へと流す機能。

これは昔から知られている機能要素です。近年の洗濯機は昔と比較して、「漏水」は生じにくい構造となっています。ゆえに、基本的には大きな漏水被害の心配はありませんが、それでも日々洗濯機を使う上で、給水管・排水管の接続部からの漏水や水の滴りは生じる可能性があるもの。そんな水を防水パンが受けるだけでなく、きちんと排水口へと誘うことも大切な機能のひとつとして、存在しています。

 

案外知られていない、「ドラム式洗濯機の振動問題」。防振対策としての役割も防水パンは担っています。

近年、シェアーを高めつつあるのが「ドラム式洗濯機」です。ただ、ドラム式洗濯機には、大きな洗濯機能上のメリットがある反面、生活環境に及ぼすデメリットが存在しています。それが『振動』の問題です。通常の洗濯機と比較して、洗濯機稼働時に洗濯機自体の振動が周囲に大きな影響をもたらすことがあるんですね。振動によって、「騒音」が発生する場合もあります。

そんなドラム式洗濯機において、案外知らていないのですが「防水パンが防振機能を担う要素となる」ということです。床面に直接ドラム式洗濯機を置いた場合、床の固有振動数などの問題で、共振という現象が発生、振動が増幅されてしまうことがあるのです。振動が少ないと歌われているドラム式洗濯機であったとしても、いざ設置活用してみたら、思いのほか振動が大きく感じられたというケースは少なくないもの。それは設置環境によって、振動が増幅されてしまうようなケースがあるからなのです。

そんな振動に対して、ひとつの対策となりうるのが「防水パン」なんですね。本来の使用用途とは異なるのですが、洗濯機の振動を床に直接伝えるのではなく、洗濯パンによって緩和することに繋がることがわかっています。洗濯機の進化に伴い新たに生まれてきた洗濯パン機能と言えるのかもしれませんね。

防水パンの設置には、配管工事が必要となります。防水パン設置を検討してみたいという方は、明瞭費用と簡単リフォームで高い支持を得ているこちら(全国対応のリフォーム専門店リノコ)で、まずは費用確認(無料でり見積もり入手)してみてはいかがでしょうか。手軽に費用確認できる安心対応の専門店です。

防水パンの設置には、多少工事が必要となりますが、手軽にできるものです。防水パンの種類になどよって価格は変動しますが、材料と工事込で「約¥28,000円~¥40,000円」程度が目安となるかと。

 

洗濯機の配水管のメンテナンスをしていますか?!

マンションの場合は、”管理組合”などで、定期的に「排水管の洗浄(メンテナンス)」をしているものです。

が・・・。

戸建て住宅にお住まいの方の多くは、必要な住宅メンテナンスをあまり行っていなかったりする傾向があります。まあ、一般の方は、どうしても、住宅に関する専門的知識(メンテナンスの必要性など)が不足しやすいので、仕方がないんですけどね。

それでも、ぜひ、意識しておいていただきたいのが、少なくとも新築後10年程度経過した時には、「排水管のお手入れ(洗浄)をする」ことです。

少なくとも

*洗濯機用の排水管

*キッチンシンクの排水管

*洗面所の排水管

の洗浄(お手入れ)をする必要があることを覚えておいていただければと思います。『排水管の詰まり』『臭いの防止』を解消する上で、必要なお手入れなので。”10年に一度”くらいは、行っておきたい要素なのです。

洗濯機用の排水管のお手入れ(洗浄)をする上でも、”防水パン”の存在が活きるもの。防水パンが設置されているほうが、排水管のお手入れがしやすいのです。防水パンの機能は、いろいろと存在しているものなんですよね。

ちなみに、排水管の洗浄をするためには、専門業者への依頼が必要となります。

ただ、工務店などへの依頼・・・は、案外面倒といいますか・・。いろんな業者がいますからね。『料金が不透明』なのが、課題となっています。

そういう意味で、住宅の各種メンテナンス作業に特化した、こちらのイエコマは、ちょっとした住宅のお手入れを依頼するのに、便利なサービスとなっています。

特に、排水管クリーニングは、とても頼みやすいかと。

というのも、イエコマでは、「雨どい清掃 ・排水管クリーニング/給水管クリーニング ・網戸の洗浄/張り替え ・屋根の補修/外壁や基礎のひび割れ補修 ・壁紙の補修など」のメンテナンス費用がとてもシンプルな設定となっており、HP上で簡単に費用を確認することが出来るからです。

費用体系が明瞭なのが、イエコマのおすすめポイントとなっています。



住宅に必要な「防水パン」に対して、「蛇口内蔵型浄水器」は不要と考えています。

 

本来は、機能的にあった方が良い「防水パン」。建売住宅にも常備してほしいものと思っています。

が・・。反対に、何故か最近の新築住宅(戸建て・マンション共に)に常備されるようになったのが、「蛇口内蔵型浄水器」という住宅設備です。

でも・・正直、この浄水器は、”不要”なんですけどね。

その理由に関して、こちらの記事

浄水器は本当に必要なのか?!非常時対応(防災・飲料水の確保)の視点も含めて検証してみました。

にて記していますので、ご参照してみていただければと思います。

 

現在、住宅購入時に不動産会社から勧められた住宅ローンをそのまま活用している方・・。”借り換え”の見直しをすると大きな得をするかもしれませんよ!

 

住宅購入時に、不動産会社から、勧められた住宅ローンを活用している方・・案外、多いんですよね。

しかし、そんな”不動産会社の提携ローン(住宅ローン)”には、大きな落とし穴があることも。そんな話をこちらの記事(住宅購入時の「不動産会社の住宅ローン(提携ローン)」の見直しは重要なポイントです。)で記していますので、ご参照いただければと思います。

 

防水パンのカビを手軽に防ぐ

防カビ剤

マキシマム 防菌・防黴剤(商品詳細はこちら)

防水パンのお掃除を楽にするポイントは、「カビが生えにくくする」ということ。そこで、防カビ性能だけでなく、手軽さと安全性の高さという要素から、おすすめなのが、こちらのマキシマム 防菌・防黴剤です。業務用のプロ仕様ながら、通常の霧吹きを活用して、防水パンにシュッシュッと吹きかけるだけでOKの手軽さが魅力です。

住宅内の様々な部位に使用できる他、蜜柑やバナナ等の表面処理に使用されている防カビ剤の原料(食品での使用を認可)を基に作られていますので、人体や素材に大変優しい・・そんな安全性が魅力となっています。安全性に徹底的にこだわったワンランク上の商品です。



洗濯機・洗濯機置き場関連の記事としては、下記記事もご参考にしていただければと思います。

ドラム式洗濯機「騒音」「振動」の注意点&対応方法!」

分譲マンション購入時のオプションとして洗濯機上「吊り戸棚」は必要なのか?

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